創設 岩手県の太極拳活動は、昭和50年頃から幾つかの団体によって個別に続けられていたが、昭和の終わり頃から平成の初頭にかけて急激な拡がりを見せ、新しく発足する団体が十指に余る状態となった。 この間、講習会やスポーツフェステバル等で交流・親睦が図られ、活動も意慾的になり、これを統轄した団体を設立して、普及を進めるための基盤を強固にし、スポーツ界における地位を確立しようとする動きが生まれてきた。 おりしも、日本連盟の公認指導員認定制度が平成3年度から実施されることとなり、公認普及指導員の認定主管は県連盟であるため、県連盟設立は必須の状況となった。 さらに「ねんりんピック’91いわて」の開催が迫り、全県を網羅した強力な団体の結成が急務となった。 このような背景の中で、県連盟結成の機運はいよいよ高まり、準備段階に入った。 平成3年2月9日・10日、滝沢村総合公園体育館、盛岡市立武道館における講習会の際、各団体に県連盟の結成を提案して合意を得、3月21日岩手県武術太極拳連盟設立準備委員会を開催。以上の手順を経て5月26日、県連盟理事会・設立総会を開催し、結成を達成した。 その後の、生涯スポーツとして、競技スポーツとしての活発な取り組みとその成果が大きく評価され、平成4年4月28日、県体育協会への加盟が正式に承認された。 県連盟発足の翌年に、名称を岩手山の岩、連なる山々を表す脈の二文字を合わせて岩脈(やまなみ)として会報を創刊。やわらかく大らかに、とどまることなく未来へ向かって動き続ける意味を込め、県連盟の限りない伸展と隆盛を希うものであった。 | ||
団 体 名 | 会 長 名 |
奥州市太極拳協会 | 千葉 和子 |
北上太極拳同好会 | 小原 義和 |
江釣子太極拳同好会江鶴会 | 高橋 敏子 |
花巻市太極拳連盟 | 佐藤 美知友 |
石鳥谷太極拳の会 | 川村 和子(代行) |
遠野市太極拳連盟 | 前角地 美代 |
盛岡市太極拳連盟 | 立身 政信 |
西根太極拳サークル | 三浦 日出子 |
岩手町太極拳同好会 | 佐渡 豊 |
おおふなと 放 松 塾 | 西村 恵理子 |
陸前高田太極拳クラブ | 金澤 一郎 |
千厩太極拳同好会 | 佐々木 善子 |
二戸市太極拳協会 | 横田 あつ子 |
武術太極拳しらゆり | 菅原 典子 |
くじ太極拳サークル | 井上 敏治 |
釜石太極拳同好会 | 佐々木 利一 |